【健康】 オリーブオイルについて
こんにちは、Tatsuoです。
とりあえず健康にはいいと聞くオリーブオイルですが、
「そもそも何がいいのかもよくわからない。」
「加熱していいんだっけ?」
という方もいるかと思います。
今回はオリーブオイルの基本情報や健康効果について話していこうと思います。
①健康効果
オリーブオイルが健康的だと言われる1番の理由は、他の植物油に比べ圧倒的にオレイン酸が多く含まれているためです。
また、抗酸化物質が豊富に含まれているという点でも健康効果は高いと言えるでしょう。
オレイン酸や抗酸化物質は動脈硬化や生活習慣病の予防・改善、美容効果があります。
比較的、酸化に強い油でもあるのでオメガ3系の油と違って料理に使いやすいのも特徴ですね。
②オレイン酸
オレイン酸は一価不飽和脂肪酸のオメガ9に分類されます。
オメガ9はオメガ3(アマニ油、DHAなど)、オメガ6(サラダ油など)に比べて酸化しにくいという特徴があります。
つまり、酸化した油の摂取を減らすことにつながります。
その他にも、オレイン酸は悪玉コレステロールのみを減らし、善玉コレステロールを活性化することで、活性酸素と悪玉コレステロールの遭遇率を下げ動脈硬化のリスクを減らす効果があります。
③抗酸化物質
オリーブオイルの構成成分として99%が脂質で構成されていますが、残りの1%が私たちの体の健康にとって重要となってきます。
その1%の成分に抗酸化物質やその他の栄養成分が含まれています。
抗酸化物質としては、
・ビタミンE
・ポリフェノール
・β-カロテン
・クロロフィル
が含まれています。
その他の栄養素としてはスクアレン、ステロール、ビタミンA、D、Kなどが含まれます。
抗酸化物質は体内で過剰に発生した活酸素を抑制し、がんや生活習慣病の予防・改善に効果的です。
④規格
オリーブオイルには国際基準を決めるIOCやJASなどが定めた規格が存在します。
日本にあるJASの規格は2種類で、
・オリーブ油
・精製オリーブ油
のみです。
「え!?」
そうなんです。
日本にはエクストラバージンオリーブオイルという規格は存在しません。
これがオリーブオイルには偽物が多いと言われる理由になります。
エクストラバージンオリーブオイルと記載があるから大丈夫!と選んでしまうと期待した栄養素が入っていないオイルを買うことになりかねません。
⑤料理
オリーブオイルは抗酸化物質が豊富な上に、オレイン酸は酸化しにくいという特徴もあるため料理にも使いやすい油です。サラダや魚にそのままかけても美味しく食べることができます。
ぼくはよくサバ缶にレモン風味のオリーブオイルをかけて食べています。
レモンの風味がサバの生臭さを消してくれるので汁まで全部のめちゃいます👍
まとめ
オリーブオイルは...
■オレイン酸と抗酸化物質が豊富。
■動脈硬化や生活習慣病など幅広く予防改善効果がある。
■エクストラバージンオリーブオリーブオイルという規格は日本には存在しない。
■加熱調理可能。
次回はオリーブオイルの規格について詳しく話していこうと思います!