「オリーブオイルは体に良い!」といわれる理由は一体なぜ?
今回、オリーブオイルに含まれるポリフェノールについて、Olive Oil Times(2020年8月31日付)に興味深い記事が掲載されました。
オリーブポリフェノールはオリーブ果実や葉に含まれており、オイルの苦味や辛味の成分です。若い緑の果実に最も多く含まれています。「オリーブオイルが体に良い」と注目を集める理由は、成分の1つであるこのポリフェノールにあります。
2015年12月、米国カリフォルニア大学デイビス校のMary Flynn教授と Selina Wang教授は様々な研究より「毎日Extra Virgin Olive Oilを少なくとも大さじ2杯摂取することで高血圧を改善することができる、と論文 “Olive Oil as Medicine”に発表しています。
そして、今回はポリノールに焦点をあてた記事で、1Lあたり360 mgのフェノール含有量(『ポリフェノール』=たくさんの(ポリ)フェノールという意味です)のExtra Virgin Olive Oil大さじ4杯を毎日体内に摂取することで実際に高血圧の改善に効果が見られたことが発表されました。Laconiko社の2022年度Extra Virgin Olive Oilには1Lあたり540mg、Laconiko Olio Nuovoには1Lあたり1300mgのフェノール含有量が化学分析結果で分かっています。
毎日オリーブオイルを摂取するのはなかなか難しいかもしれませんが、ドレッシングの代わりにかけたり、朝のスムージーに加えると摂取しやすいかもしれません。お気に入りのオリーブオイルがあったら、化学分析結果にも注目してみましょう!
Article:TK Mary